テレビを観ていたら、三田佳子が「卒母宣言したのに、息子のマンションのお金を払っている」ということをしていました。
ふ~んって思いながら、卒母宣言なんていうのがあるってことを初めて知りました。
卒母宣言とは
そのままの通りで、母親業を卒業することを宣言するというものらしいです。
卒母宣言をすることによって子離れを意識することになるメリットもあるようです。
この卒母っていうのは、漫画家の西原理恵子さんが連載していた「毎日かあさん」を終わらせるときに使ったことばが「卒母」なんだそうです。
子供のためにの束縛から解放される
この卒母宣言をすることによって、子供のためにというものから束縛されるらしいんです。
私も確かにずっと子供のためにというものに束縛されてきたような気がします。
それなら、卒母宣言をすればいいのかとも思ったけど私の母や夫の母をみているとわざわざ卒母宣言なんてしなくていいのかなって思うようになってきました。
認知症でも母
私の母は、認知症で要介護4の状態です。

私たち、娘はわかりますが名前はなかなか出てきません。私は、離れて暮らしているので年に数回しか会わないのですが、会うと嬉しそうにしてくれます。
認知症でわからないことも多いのに、帰り際になると必ず「気を付けて帰るんよ」と言います。他の人にも言うのは、言うんですけど、母はずっと母なんだなと思うのです。
夫の母
夫の母は、80歳すぎても私の母と違ってとっても元気です。夫は、マザコンだなって感じてますし、義母も夫のことが何歳になっても可愛いんだなって感じています。
その姿をみると、母親ってずっと子供のことを思い、子供のためにって自然に思うんだなって感じます。
卒母宣言しない
私は、2人の母を見ていると母の愛情が自然に子供に伝われば、子供もそのうち母親のことを思いやるようになるんだなって思うようになりました。
子供のためにって思うことって悪いことではないんです。
人が人を育てるんだから、完璧なんてことはないし、ちょっと間違ったなぁ~なんてこともあるんですよね。
子供のためにってことって、人によって違うんです。
三田佳子さんは、もしかしたら子供のためにって小さいころから物だけを与えたりしていたのかもしれません。
私も、あ~あれはよくなかったかもっていうこともたくさんあります。
でも、もうそのときは帰ってこないんですよね。だったら、これから先のことを考えればいいんだと気付きました。
だから、卒母宣言はしないで「子供のために」って思いながら過ごしていきます。。。
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